サイディング重ね張り

塗装

サイディングとは、住宅の外壁に使われているパネルを貼り合わせていく外壁です。
最近の住宅はこのサイディング施工している住宅が多いです。
そんなサイディングは経年劣化をしていくものです。
これはどの住宅も同じでやはり、外壁のメンテナンスが必要になってきます。

その中でもカバー工法というものがあります。
これはすでにある枠を利用して新しい枠を取り付ける工法です。
屋根や窓やサッシに用いられるものです。

屋根のカバー工法では今ある屋根の上に新しくルーフィング(防水シート)を敷いていきます。
次に防水いシートを銅板でカバーをしていきます。
その上に屋根になるものを水切り金具などで取り付けてきます。
費用は住宅の大きさにもよりますが100万から200万円程度です。

外窓のカバー工法です。
今ある窓枠に新しいサッシを入れ窓を作ります。
壁を取り壊さずに新しい窓やドアを作ることが出来ますので、家に住んでいながら取り付けできるというメリットもあります。

外壁のサイディングのカバー工法もあります。
今ある外壁の上からさらに新しいサイディングを張り付けていきます。
このとき外壁に厚みが出てきてしまいますので、窓やドアに注意が必要になります。
またカバー工法をする際に例えば前のサイディングにカビや苔などが生えてしまっている場合は一度そちらもきれいにしてからカバー工法をしていく事をお勧めします。
そうしないとせっかく上から新しいサイディングを張り付けてもカビが移ってしまったり、湿気が多い家になってしまったりするからです。
住んでいる人の健康にも害を及ぼしかねません。

カバー工法にはメリットデメリットがもちろんあります。
メリットとしては、やはり短期間でメンテナンスが終了する事、また費用も抑えることが出来ることがあげられます。
また外壁や屋根を壊さずにリフォームをすることが出来ますので、中に住んでいてもリフォームを行うことが出来ます。
デメリットとしては元々の古くなった壁や屋根はそのままになりますので、屋根の場合は2重になり重くなってしまう事や、また昔の屋根素材を残したままになるという事です。